のりしろと脚注のはざま

のりしろとのびしろは似てるけどだいぶ違う

「スリルな夜」は嫌いだけど気になる番組だった。

「スリルな夜」(金曜23時フジ系)って、いつの間にか様変わりしてたんですね。
「スリルな夜」が大胆に路線変更、公約違反にファンから嘆きの声も。 | Narinari.com
こないだまでの芸人さんによるサスペンスドラマ、一部にDeepなファンがいたようですけど、ワタシゃどーもあのブラック過ぎて笑っていいのか怒っていいのかわからないグロいストーリーと映像展開が受け入れられなくて、「僕らの音楽4」が始まるまでの間見てみようと思うんだけど、毎回途中で腹立ったり怖くなったりでチャンネル変えてました。


篠井英介さんの部屋のベッドに小さい子が座ってたじゃないですか、いつも、座敷童のように。アレがどーしても少女監禁事件を思い出させるし、いやそれが狙いだったのかもしれないし、そう思わせつつ、何か別の意図とか救いがあったのかもしれないですけど、いかんせん全編見てないのでこれ以上語れません。


ただ、映画のDVDのように「さ、今日は『呪怨』見るぞッ!」とココロの準備して、能動的に見る時と違って、テレビ番組っていうのはチャンネルひねった瞬間、あ、今はひねりませんね、リモコン押した瞬間、バッと映った映像が座敷ワラシ状態のコドモだったり、コントじゃないのに血だらけの芸人さんだったり、整形に失敗した設定の、粗い特殊メイクの根岸季衣だったりすると、夜11時台としては衝撃だったんだわ。「こんなん、やっていいの?」とビビッた小心者の私でした。深夜番組ならアリだったかもしれませんが。


不道徳だからとか、放送倫理がどーのと言うんじゃなくて、私は「スリルな夜」に引き込まれる面白さを感じられなくて、ただもうヒイた、しかし同時に「惜しい」とも思った。もうちょっと整理してお金かけて、ホントにこの芸人さんや個性派俳優さん達で斬新なサスペンス作って高視聴率取れたら、それはもう画期的なことだったでしょう。「まだ方向転換するのは早すぎる」という意見が多く寄せられたというのもわかる気がします。


で、今日見た「スリルな夜」の第2シリーズは、一般的にイケメン芸人と言われるアンジャッシュ矢作兼おぎやはぎ)が司会のフツーのバラエティ番組になっておりまして、これで「スリルな夜」を名乗るのは、コアなファンも怒るし、以前のテイストが嫌いな人は、変わったことに気づかないで依然として見ないだろうし、・・・という、何ともいただけないパターンじゃないですか。


要するに、秋の番組改編までのツナギってことで製作サイドは「忍」の一文字なのかなぁ。本当はどんなふうになる予定だったのか、ちょっと聞いてみたい気がしているんですけど、というわりに「『スリルな夜』キライ」を公言している私はつくづく捻れてますね、テレビの見方が。