コアなGRAPEVINEファンではないので小声で。
ここ最近の念願であったGRAPEVINEの最新ライブDVDをようやく手に入れました。地元TSUTAYA(もちろんレンタルではなく販売コーナーです)にはどこにも置いてなかったのですが、さすがタワレコはえらい!
ちゃんと、DVDの表が見えるように、ダァーンと新作コーナーにございました。
GRAPEVINE tour2007 “ママとマスター"FINAL [DVD]
- アーティスト: GRAPEVINE
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2007/08/08
- メディア: DVD
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解説によりますと、
「2007年6月2日に新木場studio coastで行われた、GRAPEVINE tour2007「ママとマスター」最終日公演。全25曲収録。13台のカメラを会場に配置してバンドの演奏に迫る。客席に散らばったカメラマンが捉えた映像からは、あの日の熱気や興奮がビビッドに伝わってくる」
とのこと。
スゴイです、音圧が。声の張りが。ヴォーカル田中くんの白いシャツがステキ。
白い長袖シャツが似合う男ナンバーワンです、どう見ても(私見)。
最新アルバム「From a smalltown」を中心に、以前のヒット曲もバランス良く網羅、・・・・って、古い曲から新しい曲まで一気に、時系列でもなく聴き荒らしてる私からすれば、ライブで演奏されるそれらはすべて新鮮なオドロキなんですけどね。
そんな私から見ても10年近く前の、ややアイドルげな人気すらあった頃のスマッシュヒット「光について」「ナツノヒカリ」などを今の田中くんがどんなふうに歌うのかとワクワクして聴きましたが、あの頃のPVやCDで聴くより若干太くハスキーになった声で、それはもう愛しむように、いい雰囲気で歌っていて、ちょっと感動してしまいました。
そういえば昨日、ネットで読んだ東京FMの番組インタビューの再録で田中くんがこんなこと言ってました。
「たまにフェスとかで、ミディアムなシングル曲をやってイントロが鳴った瞬間にワーッと湧いたりするわけですよ。でも、せっかく湧いてくれたのはいいんですけど、残念ながらしっとりした曲なんだよ申し訳ない!……みたいな感じでやっとるわけですよ(笑)」
http://www.fact-mag.com/text_data/text/1121443042.html
http://www.tfm.co.jp/discord/backstagetext/070304.html
そういうジレンマというか、痛し痒しな状況はきっとあるんだろうなーと何となく想像できたので、なるほどなと思ったんですが、ライブDVD見る限り、バリバリのギターロックと、ミディアムな胸キュン(死語?)な曲、どちらも素晴らしいじゃあーりませんか! いいバンドだなーー。
ライブDVDはあたかも自分がその会場にいるかのような臨場感を味わえます。
それって「客席に散らばったカメラマン」目線の映像の効果かと思いますけど、ちょっと言わせてもらうなら、ハンディカメラの手ぶれとか、気ぜわしいズームとかをアクセントで使うのはいいと思うんですが、中盤それを多用しすぎてる感じがしました。ステージ上にギターとドラムを狙う定位置のカメラはあるんですが、ヴォーカルをキチンと静止したアップで撮るカメラが1台もないので全部が難しいアングルからの不安定な盗撮映像みたいになっているのです。
照明ギラギラ、映像ゆらゆらガクガク。
アニメなら「部屋を明るくして離れて見てね♪」って表示が出そうなくらいです。
でも会場全体を捉えた俯瞰のクレーンショットはすごい迫力で、ライブの盛り上がりがひしひしと伝わってきました。
そうそう、田中くんは天パ(天然パーマ)なんでしょうね、ライブ最高潮でシャツが透けるほど汗をかいても髪の毛はほとんど濡れない、どころか、湿気でどんどん膨らんでいくんだなー。天パって、そうなんですよー、私も「天パ一家の会」会員ですからよーくわかります(きわめて余談)。
アンコールでの田中くんの関西弁も良かったですね。テンション上げたい時繰り返し見たいDVDです。私も9月、C.C.レモンホールLIVEに行きたいッ!
追伸:
最新CD「From a smalltown」は本当に完成度の高い、素晴らしいアルバムです!!