のりしろとのびしろは似てるけどだいぶ違う

のりしろと脚注のはざま

のりしろとのびしろは似てるけどだいぶ違う

「世界陸上」が始まりました。

いやー、サラ・ブライトマンの歌唱の後、織田裕二が出てきちゃうんですから、モォ〜世界の皆さんゴメンなさい、フルオーケストラで歌っちゃってホントに申し訳ない、ってナゼか担当者に成り代わって平謝りしたくなったのは私だけ?!
そう「世界陸上・大阪大会」ですよ。
で、せっかく関西歌舞伎の大御所・坂田藤十郎さんが華やかに「大阪ジメ」でしめようとしたのに時間の都合でカット。アレはないねぇ。夜中の再放送でヤルかと思えばそのまんまだし。あれは抗議電話来て当然。番組MCにあんだけ長々歌わせといて「時間が足りなくなりました」って言われても何だかねぇ。
と、のっけからついついボヤいてばかりの展開ですが、・・あんまりチケット売れてないらしく初日から空席が目立ちますねえ。今年は猛暑ですし、真夏の炎天下のスポーツイベント観戦、ってちょっと皆さん腰が引けるんじゃないでしょうかね。TVカメラにも直射日光除けに1台ずつ「葦簀(よしず)」がかけてあり、そこだけ不思議なアジアンテイスト。いいんですよ、ああいう時にも便利なんですよ、よしず。海外にも広めたいですね。

さて日本勢はというと、早朝に行われた男子マラソンは辛うじて団体優勝。でもマラソンで団体優勝、って嬉しいか?
ハードル為末大、予選落ち。10000m福士加代子も残念な結果・・・。
織田裕二語録で言うと「あれ〜どうしちゃったんだろ〜?」的な雲行き。
福士は靴のかかと踏んづけられて調子狂っちゃいましたかねー。あの直後吹っ切れたように猛スピードでトップまで戻りましたけど、アレやっぱ消耗しすぎましたかね。
しかし今日は美しかったですよ福士さん。インタビューも笑顔でしたね。
「これからも『All My Treasures』でがんばります!(笑)」って織田裕二の曲に引っかけて言ったのはいいけど、まだそこまで織田の新曲浸透してないですから福士さん。お茶目ですね。
まぁーそんなこんなでビミョーな幕開けではありますが、しかし世界陸上それ自体、「がんばれニッポン!」のみで見るわけではないので、新たなスタアの誕生に注目しつつ、織田裕二の新たな珍言にも期待(?)しつつ過ごす陸上三昧の1週間でございます。