のりしろと脚注のはざま

のりしろとのびしろは似てるけどだいぶ違う

ネタバレも多少ありますが許して。

あぁ〜、ドラマ「あしたの、喜多善男」に続き「鹿男あをによし」も完結! どちらもいいドラマでした。今季フジドラマ頑張った! いや視聴率的にはこの2作品は今ひとつで、「薔薇のない花屋」がダントツなんですけど、・・・いいのッ! 私の中では「喜多善男」と「鹿男」に尽きるんです!

鹿男あをによし」は前にも書きましたが堪えきれず原作、先に読んじゃいました、ええ、ドラマも佳境に入ろうという時に(邪道)。で、大筋は原作通りでしたが、最後らへんのまとめ方は違いましたねぇー。
そりゃそうだ、原作では藤原くん(綾瀬はるか)は男性教師ですからドラマのよーな恋模様はないわけで。堀田イト(多部未華子)の手紙の内容も違っておりましたが、ドラマ的な脚色としてなかなか良かったと思います。イトの手紙ににじむほのかな恋心、手紙文を読む多部ちゃんの声がまた何とも切なくて、私ゃもォ〜もらい泣きです(簡単に泣く視聴者代表w)。
綾瀬はるかも最後まで可愛くて良かったですね。・・・・まぁね、男はもう婚約指輪渡そうかって時期にオンナが「ビックリしました、小川先生が教師を続けていたなんて」的な会話はおかしいだろう、と思わなくもないですけど、まぁーいいか、そういう不思議ちゃんカップルってことで。
奈良に行きたくなりました。山寺宏一の声で喋る、あの鹿を探してしまいそうですw


「あしたの、の喜多善男〜世界一不運な男の奇跡の11日間〜」(初めて正しく書いてみましたw)、本当ォ〜に大好きでした。好きすぎて、最終回はどうなるんだろうと期待が膨らみすぎて、ちょっと拍子抜けしたところも少々あるにはあったのですが、いや逆に、そこいらへんがあのドラマの上質な、志の高いところかなーと思い至りました。うまく言えないけど。

しのぶちゃん(吉高由里子)と善男のからみをもう一度見たかった気もするし、小西真奈美と再会した時、見つめ合っただけで右と左に別れる、っていうのはいかにもこのドラマらしいなーと思うけど、たぶん最近高視聴率のあのドラマとかだったら何か喋るよね、2人ここで。「僕らようやく解り合い心通い合えましたけどここで右と左に別れていきましょうねお幸せにアナタとあえて幸せでした」的なことを。そこで泣くんだよね、みんな。

それを役者にさせるのは簡単だけど、このドラマはあえてそれ、やらなかったんだよね。脚本・飯田譲治はやっぱりスゴイと思う。

小日向さん、生瀬さん、松田龍平要潤、etc・・・ドラマの端々までキャスト全員をいとおしく思えた稀有なドラマでした。