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のりしろと脚注のはざま

のりしろとのびしろは似てるけどだいぶ違う

七光りを超えていこう

今日、「徹子の部屋」に俳優・渡辺謙の息子で、同じく俳優の渡辺大が出ていたんです。彼の妹は人気モデルの渡辺杏。妹も美人ですがお兄ちゃんもえらくイイ男で。父にも似ていますが、この兄妹がこんなに美しいのはお母さんのDNAのおかげでしょう。美しい方でしたよね(ま、いろいろあって両親はお別れになりましたが)。

しかしですね渡辺大、・・・・イイ男なんだけど、何だか覚えづらい顔(ホラもう既に忘れてる!)。渡辺謙などは「瀬戸内少年野球団」で最初に見た時からギラギラしててものすごく印象に残ったんです(好き嫌いは別として)。
しかし大くんにはあまりそうした強いものを感じなかったです。演技するところをまだ見ていないので何とも言えないけど(「ラストゲーム〜最後の早慶戦〜」という映画に主演してるらしい)、あの、言うまでもなく大きな父親と同じ職業を選んだのは、宿命かもしれないし、父の威光のおかげで恵まれたスタートを切ったのでしょう。しかしまた同時にイバラの道だろうなーと思ったのです。
そう考えると、いわゆる三國連太郎佐藤浩市的な俳優親子のような例は本当に稀なんだと思います。

徹子の部屋」では、俳優・津川雅彦さんが渡辺大・杏兄妹に毎年玩具を送ってくれていたエピソードを紹介していました。津川さんは玩具店のオーナーでもあります。番組では大くんが幼い日、津川さんに書き送ったお礼状等も紹介されていました。プレゼントは兄妹がハイティーンになるまで続いたようです。
そんな津川さんから、今、俳優となった大くんに贈られた手紙が番組の中で読まれたのですが、その文章が何とも良かったんです。

細かい言い回しは失念しましたが、こんなような感じ。
君は美男子である。しかし美男子であることは君が選んだ職業にとってむしろマイナスかもしれない。そのことを覚えておくべきだ。君の父は、降りかかる様々な不幸を昇華させて素晴らしい俳優になった(この辺、ステキな表現してたんだけど思い出せない!再放送してほしいくらい!)。君は、今後たくさんの不幸に出会う幸運に恵まれれば、きっと良い俳優になれる。・・・・わかるだろうか? そうしたことが俳優という職業にはとても大切なのである。
・・・・・というような。

その手紙を紹介した後、司会の徹子さんいわく「雅彦ちゃんは自分が俳優になる時に、親類の沢村貞子さんから『アンタは顔しか取り柄がないんだから人の何倍も努力しないとダメだよ』っていっつも言われてたから、アナタにもこんなふうにおっしゃるんだと思いますよ」

渡辺大は正直若い頃の津川雅彦ほどの超美男子というわけではないですけどね。津川さんの手紙の「不幸に出会う幸運」っていうフレーズ、ちょっとグッと来ました。