のりしろとのびしろは似てるけどだいぶ違う

のりしろと脚注のはざま

のりしろとのびしろは似てるけどだいぶ違う

この類い希なオンナたち

明後日の祝日、GRAPEVINEのライブで福岡に行く前に済ませておくべき仕事があるんですが、なーんとなくエンジンかからないまま今日に至る。まぁーあと2日のうちにやっつけちゃえばいいんですけどね。ええ、やる時はやるオンナです! ケツカッチンが否応なく「やる気」に火を点けるってもんです!

それはいいんですけどね、今出てる雑誌「hon-nin」。んもぉーね、たまらん面白かったです。

今回の本人特集は、表紙のこの方、叶恭子様。
このまぁ、辛酸なめ子嬢によるご本人インタビューの素晴らしいこと! 巧まずして抱腹絶倒ww 奇想天外のようでいて、妙にナットク出来る、素晴らしいお言葉の数々。・・・・恭子サマ、いやーやっぱ並みじゃないっす。頭の回転が素晴らしくよろしい。役割を心得つつ、期待に応えながらもビミョーに予想を遙かに上回る切り返し。感服しました。やはりですね、長年芸能マスコミにつけ狙われつつも最終的にはけして尻尾を握らせることなく、叶姉妹というブランド力を維持し続けているとゆーのはすごいことだと思います。面白い。実に面白い!

でもって今回はさらに「hon-nin列伝」に樹木希林さん登場。リリー・フランキー一派の吉田豪氏によるインタビューがこれまたサイコーに面白いんです。「これでいいの?よそで話してないこと、まだ何も聞いてないけど」とたびたびインタビュアーを追い込みつつどんどんハードルを上げていく希林さんと、四苦八苦しながら応戦する吉田氏。とはいえ実は非常にサービス精神旺盛で懐の広い人でもある希林さん、ちゃんと吉田氏と「hon・nin」誌、ひいては読者に、ちゃーんとお土産を持たせてます。いやー面白い!実に面白い! やっぱ樹木希林さんはスゴイです。
詳しくは「hon-nin」買って読んでいただきたく思いますが、昨年度の「日本アカデミー賞授賞式」で希林さんが「組織票かと思ってました」など一連の爆弾発言(?)をするに至った経緯も語っておられますが、これはなるほどな〜と思いましたよ。
私などが映画「東京タワー〜オカンとボクと、時々オトン〜」を観た際に感じた、得も言われぬ違和感、・・・言葉では説明しにくいものでしたが、希林さんのこのインタビューを読んでようやく溜飲が下がった思いです。そうそう、そうなんですよ!