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のりしろと脚注のはざま

のりしろとのびしろは似てるけどだいぶ違う

「抱擁のかけら」「愛を読むひと」

映画

最近見た映画「抱擁のかけら」、面白かったですねぇ〜コレは。予告編見た時には、もしやコレ涙なくして見られない悲恋もの? などと思ったのですが、何だかモォ〜エピソード満載で、ここに出てくる人間模様をきっちり仕分けしたら新たに映画3本位できちゃいそうな、非常にたっぷりな感じの映画でした。あまりにたっぷりで、最終的に何がキモなのか、よくわからなくなってるよーな気もするんですけど、それも味かなァ〜と思わせる、ペドロ・アルモドバル監督の力業。

そしてまァ〜ペネロペ・クルスの無敵の美しさ。女という生き物の比類なき完成型がここにあるという感じ。さーすがトム・クルーズをふった女。今の恋人はハビエル・バルデム。濃いわーこのカップル。

で、DVDだけど昨日観たのが「愛を読むひと」。・・・・ってコレね、「朗読者」って原作小説を先に読んでいたのですが、映画の邦題は「きみに読む物語」だと思っていました。しかし「きみに読む物語」ってのは別の映画でした。「愛を読むひと」って覚えづらい。でもまぁー「朗読者」ってーのも素っ気なさすぎですかね。

まー原作読んでる時から映画化の際の主演がケイト・ウィンスレットと知っておりましたので原作もケイトをついつい思い浮かべつつ読んでおりましたが、いやー映画ではケイト・ウィンスレットが想像以上にいい感じに「老けて」いました。
ペネロペ・クルスマーベラスなヌードに比べますと、ケイトの肢体はかかる年齢特有の萎んだ感じや膨らんだ感じが非常にリアル。それゆえかベッドシーンが実に生々しいのです。小娘にはない色香っつーんですか? そういったものが横溢してる感じですよ、ええ。

って、ヌードやベッドシーンのことばかり書いておりますが、お話はホロコーストに絡む非常に重いテーマです。若い世代にこの映画、果たして理解できるでしょうか?

そうそう、最後に主人公(レイフ・ファインズ)が会いに行く女性、どこかで見た女優だなーと思ったら「想像の耐えられない軽さ」のレナ・オリン。相変わらず素敵でした。「存在の耐えられない軽さ」とか、今改めて観てみたい気がします。