のりしろとのびしろは似てるけどだいぶ違う

のりしろと脚注のはざま

のりしろとのびしろは似てるけどだいぶ違う

漫画原作のドラマが今季も花盛り

昨日の日記に内舘牧子さんの写真を貼ったものだから、トップ画面開くたびに内舘さんの笑顔が、巻き毛が目に飛び込むわけです(汗)。ですので取り急ぎ、新たな日記を書くことにします。

この時期、いろんな新しい連続ドラマが始まるわけで、だいたい来週くらいですべて出そろいますね。今日までのところで言うと、「ハチミツとクローバー」は個人的に受け入れがたい。いえ私は原作も読んでないので「原作と違ァ〜う!!」という批判はできないわけですが、少なくともドラマとして見た時に、かなり出来が悪い部類ではないかと思うのです。

映画「ハチミツとクローバー」は見ました。ものすごく、いろんな意味で惜しい映画でしたが、キャストは良かったし、我々が想像するところの美大キャンパスっぽい感じは出ていたし、いやホントの美大はもっと魑魅魍魎蠢く感じの妖しい世界で、あんなに美男美女ばかりはいないのかもしれませんが、一般的に、こうあれかし、と願うところの美大感はたっぷり堪能できたという意味でなかなか良かったと思うわけです。

原作を知らない私の価値判断が映画ハチクロ基準に傾くのはこの際お許しいただきたいのですが、まずねぇ、主役イクタ何某が個人的に受け入れがたい。イケメンパラダイスで好評を博したらしいですが「天才てれびくん」の頃とは変わってしまいましたねイクタトウマ。あの役は、もっといたいけな目をした少年が良かろうかと。映画版の桜井くんもちょっとねぇ、・・・・と個人的には思うのですが、イクタよりはまだ良かった。どうしてもジャニ系から選ばなければならない状況だったら、私は手越くんが良かった。ホントは増田貴久くんの方が合うと思うが、マッスーでは視聴率取れないかな。

で、何と言っても森田役の成宮くんはどーーーーしても受け入れられません。
映画では伊勢谷友介がやった役ですよ。どーしても比べて泣きそうになりますよ。いや原作読んでる人の中には伊勢谷の森田の方が特殊でむしろ成宮の方が原作に近い、という方もおられるようですが、その辺はワカランものの、成宮とイクタトウマの顔や背格好が似すぎてること、ドラマを引っ張っていくカリスマ性が皆無なこと、何より演技がまるでダメなことによって、もう見てるとイライラしてくるのです。それは成宮のせいというより、明らかにキャスティングミスなんじゃー??

はぐ役の成海璃子もちょっと作り込みすぎな演技がハナにつく。ものすごくデキル子だというのはすべての視聴者が知っているので、こうした役どころは新境地なのかもしれないけど何となく計算が見え隠れ。映画の蒼井優と比べてしまうよね、どーしても。

というわけで、ドラマ版ハチクロを見るとすれば批評する楽しみで見るしかない予感がしますが、文句たれるためだけに見るのって時間の無駄ですよね。これよりむしろ、この後10時からの「あしたの喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間」の方が百倍オモシロイ。しかしこれ来週から裏番組で小栗旬の「貧乏男子・ボンビーメン」が始まったら超低視聴率にあえぐことになるんだろうな。もったいない。私はとりあえず「喜多善男」を録画・保存しつつ「ボンビーメン」を見ると思います。