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のりしろと脚注のはざま

のりしろとのびしろは似てるけどだいぶ違う

今さら「CASSHERN」でゴメン。

もうね、4年も前の映画だからさ、それにいろんな論評も出尽くしてるでしょうしー、監督の紀里谷氏と宇多田ヒカルは離婚してしまったし(映画とは特に関係ないけど)、もう私が今さら何のかんの書くことないんだよねー、きっと。・・・でもやっぱ書くーww

これ、THE BACK HORNの楽曲「レクイエム」が挿入歌になってるんです(歌なしのインストでしたが)。でもって浜ちゃんこと浜崎貴司氏が俳優として出演してるのー(存在感は、ありましたよ、ええ)。・・・・というわけで、ワタクシとしては必ず観ておくべき映画だったわけですけどね。

なんてーの? 難しい映画ですこと。テーマが壮大。音楽も壮大。CGはものすごく、当時の最先端だったんでしょうか? でも何か薄い。やっぱり「書き割り」っぽいのです。途中、鉄人28号みたいなのの大群がズンッ、ズンッて歩いてきた時にゃーもう、これは笑うとこ? って思わずツッコミましたよ、はい。

「300」みたいな感じにするべきだったのかも、いっそのこと。当時そういう技術はなかったのかもしれませんけども。これだってお金かかってるんでしょうけども。

しかし、そういったこと差し引いてもですね、なんかキレイなんですよ。編集なんかもイカしてるんです。この感じは、・・・・そうPVなのです。この映画のどこかを切り取って音楽乗せれば、ステキなPVがいくつもいくつも出来ちゃうような。

やっぱ紀里谷さんはそーゆーテイストの映像作家なんですよー。ですんでこの「CASSHERN」の現場では映画畑の制作陣と折り合いが悪く、助監督が6,7人交代した、ってエピソードがあるそうですが、わかる気がします。

酷評もされたこの「CASSHERN」ですけれど、こういった映画はむしろどんどん創られていくべきだと思うんです、失敗を恐れず。壮大すぎてその世界観を描き切れてなくてザンネン、みたいな、ステレオタイプな批判の方向性は必ずあるんだろうけど、あえてそこに斬り込んでいってほしい。

この映画から既に4年経ってますから、邦画の状況も多少変わってきてると思うけど、紀里谷氏は、もう撮らないのかな、映画。

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