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のりしろと脚注のはざま

のりしろとのびしろは似てるけどだいぶ違う

「ヤング@ハート」など映画3本

今日は試写会で「ヤング@ハート」って映画を観たんですが、これがまぁー本当ォ〜に面白かったんです。米国に実在するロック・コーラスグループに6週間密着したドキュメンタリーなんですが、もうね〜感動しました。笑って泣いて。登場するおじいさん、おばあさん、みんなステキですよ。こうありたいですよ私も。まぁー私などはこの境地に達するまでにはあと40年は生きなくてはなりませんが(まだヒヨコよねww)。

ちょっと前に「マルタのやさしい刺繍」ってスイス映画を観たんですが、これも高齢者が主人公。コレも非常にいいお話でした。ただ個人的には、刺繍自慢のマルタおばあちゃんが齢80歳にして刺繍の技能でもって起業する的な過程において、やっぱあの、刺繍の繊細な技術っていうか、ちょっとため息の出るような刺繍の美しさとか、そーゆーのがちょっとくらいあっても良かったんじゃないの?・・・という物足りなさがありました。いえ、けして悪くはなかったのですが。

でもって昨日、DVDで「アイム・ノット・ゼア」を観ました。6人の俳優が6つのイメージのボブ・ディランのを演じるという異色の映画なんですが、このアイデアや映像の面白さで十分引き込まれて観たわけですが、これってリアルタイムでも少し遅れてでも「原体験」としてボブ・ディランの洗礼を受けた人とそうでない人では感じ方がずいぶん違うかもしれません。私はイイ歳ですけど、リアルタイムにはちょっと間に合わず、ディランに直接親しんだ経験がないのです。ディランに影響を受けたアーティストの音楽は聴いていたとしても。ってなこと考えながら観たのでなーんか正直くたびれました。


そんなこんなをふまえて観た「ヤング@ハート」。
ドキュメンタリーですし、ストーリー的なことは言及いたしませんが、なんてーの? 人は明らかに、刻々と成長もするけれど、明らかに刻々と老いていくわけです。いつか自分の不自由な体そのものが高いハードルに思える時が来るでしょう。それを受け入れることも大事だけど、とりあえず早々にあきらめないで挑戦し続けたいものです。Yes,We Canですよ! Forever Youngですよ!
登場する高齢者たちにはステージに立って観客を楽しませようっていう、エンターティナーとしてのプライドが充ち満ちていたし、渋いデイブ・スペクターみたいな彼らの指導者ボブの厳しさ、やさしさがまたいいんだな〜。・・・・これ以上書くとネタバレになりそうなので、劇場で是非ご覧下さい。

試写会のせいか、きわめてシーンとした中で観たのですが、たぶんコレって、英語圏で上映される際には歓声、爆笑、手拍子、拍手渦巻く中で観られてるんでしょうね。そうに違いない。そうであってほしい。

前にも書きましたが、私たちがイイ具合に老いる頃、娯楽として聴く音楽は演歌ではないでしょう(いや演歌好きの方もいらっしゃるでしょうが)。私たちは老いてもシーンズ(デニム、って言うの?最近は)をはき、ロックを聴くのよ。GRAPEVINETHE BACK HORN浜崎貴司ももちろん歌っていてくれないとねww