のりしろと脚注のはざま

のりしろとのびしろは似てるけどだいぶ違う

ザ・ソングライターズ・鈴木慶一編

鈴木慶一をゲストに迎えた「佐野元春のザ・ソングライターズ」、期待通り面白かったです。
昨日書いた通り、私の中ではこの2人の対談は非常に感慨深いものであり、そこに流れた、およそ30年という時間の中でこの2人にどれほど直接的な接点があったのかは知る由もありませんが、2人が見てきたもの、愛したものには多くの共通項があり(昨日書いた佐藤奈々子の存在も含めて)、だから番組自体にも、アジカン後藤くんら若いゲストの時とは違った横並びな共感が感じられました(年齢は鈴木氏が少し上だけれどね)。
この番組は立教大学の元春ゼミのワークショップってな体裁になっており、もちろん佐藤奈々子のことは話題に出ませんでしたけど(笑)、まー深読みな私などは、並んで座る元春と慶一さんが視線を交わしながら会話してる絵ヅラだけでジーンとするわけです。ああ、オトナになるって本当に素敵なことですね(勝手な思い入れです、はい)。
鈴木慶一氏は北野武の「座頭市」そして最新作「アウトレイジ」などの音楽を担当氏、高く評価されてるのですが、映画音楽に関して慶一氏は
「本来“音効さん”が考えるようなことを音楽でやりたいわけですよ。ゲゲゲの女房という映画で、奥さんがカリカリとベタを塗ってる、その音があらぬところから聞こえるのではなくて、ちゃんと手元から聞こえてくるような、そんな音づくり。結果としてあんまり印象に残らないってことにもなるんだけど(笑)」
っていう意味のことを言っていて、なるほどなぁ〜と思いました。
僭越ながら私も番組で各場面にBGMを選ぶ時、そこで鳴っているような音楽を探します。時には曲のある部分をS.E.のように使うこともあります。そんな感じに近いかもしれないと、ちょっと嬉しく思いました。
さて来週8/7放送分は鈴木慶一氏による実践講座。これまた楽しみです。