猫と暮らして20年超
外出先で空き時間にスマホから老猫の様子を見られるように、オットが簡易な監視カメラを設置した。この定位置にいないと映らない難点はあるが、たまたま見た時、安らかに寝ているようだと安心はする。
とはいえ、もうそんなに長くはないのだな、と実感している。
今夜は右前足がむくんでブヨブヨ2倍くらいに腫れ上がっている。毎日行う皮下点滴の水分がもはやうまく吸収されないようだ。なんとも痛ましい。
顔も何だかむくんで、美猫が台無し。
それでも、尿意があれば立ち上がりフラフラしながらトイレに向かう。
ま、トイレ手前で用を足してしまうことも増えたけど、今のところ垂れ流す感じは皆無。
その頑張りが辛くもありますけれども。
えらいな、と。
あまり猫を擬人化してセンチメンタルなこと言い募るのは好きじゃないですけどね。
20年以上、一緒に暮らしてきたからね。
団地のエレベーターに、息子と一緒に飛び乗って10階まで上がってきてから今日まで。
野良で、妊娠していた。産んだ子猫も本人も幸い何の病気にも感染しておらず、譲渡会や人伝てにもらわれた3匹以外の、ちょっとブサイクな娘2匹とともに、以来2度と土を踏まない空中猫暮らし、20年超。
幸せだったろ?
だよね?
数年前。凛々しいな。